自由詩
自分の生活のために 働いているはずなのに 顧客満足度を 上げようとする度に下がる 自分の幸福指数 自分を幸せにするために 意のままに振る舞っていたいのに 気が付けば様々な物事で がんじがらめになっている 自分は自分のために 生きている 思える日時は …
凝ったメイクをして 着飾っている 10代ぐらいの子を 見掛けると 化粧や服装に 気を遣わなくても 充分美しいのに ついそんな お節介なことを思ってしまう 年を重ねている 自分自身を 鏡で見る 10代の頃と比べて 何が変わったのだろう
記録して 都合良く編集して 発信する 個人でも集団でも 変わらない真理が 今日も技術を通して 全世界に 拡散されていく
夜窓にうつる 丸にひかれて あちこち歩くと くっきり光る 月をみつける
暴言を吐きながら 自転車を蹴る 泥酔した人に 肩を貸す 今日も1日 良い日でありますように
本当にそうなら 金持ちと貧乏人の 入れ代わりが もっともっと激しいはず 金という資源の 移り変わりを せき止めているのは どこのどいつだ? 地球上にある資源も 巡り巡って あらゆるものへ なんて幻想も 枯渇させているのは 何が原因なんだ?
太陽を 雲が高層ビルが 遮っている間に 少しでも前に進む 今はまだ 直射の現実に 耐えられる自信が無い 電動キックボードで 颯爽と炎天下を 駆け抜ける人々 その世渡りの上手さが 今は眩しく見える