たまたま知った 売り出し中のあの子に 心救われる どうか あの子の小さな思いやりが ケチな感覚に 悪用されませんように
平然な厳しさ優しさ割とある 急かしては馴れ馴れしいのはなんか違う
スーツにも三寒四温入り込む この感じ合間の気候秋と冬
偶然に自分のペースで過ごせる飲み屋を知って夜遊びも知る 外飲みを深夜になってしてみると規則では知らない味がする
必需と娯楽 これらの違いってなんだろう ふと考える 自分にとって 生きる糧だから 必需 でも 当事者にとっても 娯楽 という感じ方もある 今 自分が 好きで愛している物事は 必需か娯楽か どっちつかずで 頭がこんがらがる ただなんとなく 一つの基準を思い付…
朝日浴びまさか終日多忙とは 持て余す一日の目を刺す夕日
袖丈に悩み出したら秋深し 色付きの木の葉に気付く目線かな
しんどくてぐったりするのはどの仕事も同じだとスポットワーク 働き方改革とは言うけれど思いやりとか入ってますか
万回再生はざらで 億回再生もちらほら見掛ける 音楽も動画も 身近なものになった それだけ 誰かの感覚や想像が 具現化され 受け入れられているということ でも そうした 感覚や想像の具現化しか 受け入れられないとしたら それはそれで 疲れてしまうと思う …
行き来する慣れと不向きのはざまにて 不適合ただもう少し踏ん張る気
秋冷や糸口になることもある 地上へと向かう階段秋高し
腐れ縁による連れ合い垣間見てそういやどうしてるあの友は 存在が遠く感じる日が来ると信じて今は身近な存在
恋とか愛とか 興味無いけど 感情は 揺さぶられたい 新曲を 思いの外 何回も聴いていると 自分にも そんな感情が いや 最近 そんな感情が 生まれていると 気付いて驚く 厳密に言うと 恋とか愛とか 定義して良いのか 正直分からない ただでも 感情を 揺さぶら…
動よりも転が怖いと説く年長 光から安心を生む闇となる
店頭に並ぶ服にも秋の色 10月になるが活発蚊の動き
大分経つオトナになった我が心動かしてくる青春アニメ 笑えない僕らの笑える日常をとくとご覧あれと言ってみたい
暑いと言ったら 誰かも暑いと 言い出して 暑いと言ったら 暑くなるから 言いたくない という人もいる 40度超えという ニュースも流れる日々 生き抜けられるか 正直不安
終点は同じ路線を変えてみる 気持ちまで切りかわる前髪作り
目で追って浴衣姿の行方知る よーいドンこんな感じで来いよ秋
緊張や苛立ち顔に滲み出る出勤前の条件反射 キツく注意しても表は涼し気で小物が吠えているだけと見る
この世界を作った者が いるならば とっとと Deleteキーを 押してくれないか だって みんな身勝手で 辛いこと 苦しいことばっかりで 壊れていくものも多いのに なんで Deleteキーを 押してくれないの? こんな世界でも 面白くて 愛している者が いるからなの?
抗議ではなくて心配してるだけ 運営のためにここでは厳しめに
ジェラートが更にとろける猛暑かな 「どうやるの」宿題の壁なつやすみ
何年かぶりの再会親しみも地続きのまま含めて奇跡 暗闇が皆無等しい街中で日付が変わってもランニング
暑い中 目的地まで 歩く途中 蜜を集める虫達 大きく鳴く鳥達を 多く見掛けて そのたくましさに 目を見張るのと同時に 暑さにやられはしないかと 勝手に心配してしまう 自分も 額の汗を拭いながら 気を付けて進もうと思う
間延びした会話で暑さ和らいで 声掛けにやっと落ち着き見え隠れ
甘さ増す大福餅の苺かな 飲む度に気持ちも温くソーダ水
ファミレスのランチタイムに滑り込み平日の昼こそ休み時 昼飲みにウキウキしたら若人のシビアな話に酔いが醒める
他の物事を勝手に伝え 伝えられた物事をネタにして 勝手に笑いを取る これらも 人間の嫌なところ しかし自分も 森羅万象全般を 勝手にネタにして 詩を生み出して こうして発表しているから 所詮は同じ 自覚しながらも これからもこうして 生きていく
懐かしい気持ち思わず振り子時計 秒分のための時間は無駄じゃない