「森羅万象」を「詩」で具現化する

空輝(くうき)による自作詩の発表場かつ保管倉庫 すべての転載、自作発言、AI利用禁止

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

自由詩「社会復帰」

太陽を 雲が高層ビルが 遮っている間に 少しでも前に進む 今はまだ 直射の現実に 耐えられる自信が無い 電動キックボードで 颯爽と炎天下を 駆け抜ける人々 その世渡りの上手さが 今は眩しく見える

短歌「情報通信技術」

偏ったメディアにもはや興味無し今日もスマホをじっと見つめる 彼方此方でスマホの普及気掛かりは世間知らずを何処まで直す 分からない人と人との距離間が繋がりやすさが拍車を掛ける

川柳「模様」

意見には意見で返す信頼感 その涙未来の自分を見るようで

俳句「夏の酒」

のんびりと今日は二人で麦酒飲む ほろ酔いが一気にさめる熱帯夜